教師紹介

 嶋村 圭以子 (主宰)

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メッセージ

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 AYA (クラシックバレエ教師)

体験学習イメージ

 

「一挙手一投足に思いを込めて」

バレエは「物言わぬお芝居」です。踊り手(ダンサー)は、音楽にのせてストーリーテラー(story teller=語りべ)を務めます。セリフの代わりに、まさに「全身全霊」で・・・。「表現」と一口に言っても、日々の鍛錬の中で、踊り手はバレエのテクニカルな面の習得だけでなく、登場人物の情動を感じたり、物語や作品への造詣と理解、思いを深めることが必須となります。むしろ、それこそがバレエを深める核心であり、情緒を育て、毎日の豊かさをもたらすものであろうと私たちは思います。そうでなければ、その踊りは血の通わない空っぽな偶像のようで、観客の心には響かないでしょう。

昨今は精神性よりも、物質的な志向が強い世の中に思えてなりません。「偽善」「情報」がそこら中に氾濫いて、人々は「損得」や「目に見える即物的な価値」にどうしても気を取られがちなように感じられます。物事が豊かになるその一方で、無邪気な子どもらしさは失われているのに、精神性が実年齢より幼い子どもが年々増加している印象が拭えません。教師生活を送る過程で、学校でも、バレエを通しても、延べ1000人以上の子どもたちと触れ合う中で、その傾向が年々高まっているように感じています。「手っ取り早く、楽ちんに、かっこいいことをやっていたい」と思っていても、一定以上のレベルになればそんなに猪口才にはこなせない。バレエに限らず、どの世界でもきっと同じです。

バレエに興味を持ち、やってみようと思う気持ちはいくらでも育ててあげたいと常々思うところです。子どもの無尽蔵な可能性は、その気持ちさえあれば、バレエだけでなく、なんでも頑張れてしまう力になる。勉強ももちろん、家族や友達とも真正面から向き合える子に。親御さんもぜひバレエを通して、子どもさんと向き合ってみてください。親子で、なにか大切なことが見えてくると思います。なにか見えてきたときに親子でどう対処するか…そこに成長のカギがあるのです。私たちは𠮟咤激励でみなさんを牽引し、後押しできる自信を持っています。

バレエを習うということは「ファッション」ではなく、「教育の一環」であることを、親御さんにはぜひご理解いただきたいと思います。

こんな時代だからこそ、子どもたちには「安易な近道」でなく、「遠回りに見えても意味のある道」を進んでほしい。

きっとそれが、最善で、この上ない近道なのだから。